新学期がスタートして、3歳児のひまわり組、新1年生、転入生の子どもたちも、ようやく学校の生活や新しい環境に慣れてきました。これから、どんどん各クラスでの活動を充実させ、新たなことに挑戦する場をつくり、多くの学びを提供していきたいと思います。季節は乾季の入口。気温も不安定になり、涼しい日も増えてきました。インフルエンザなどの、感染症や体調不良に気をつけて、楽しく学びましょう。
ご家庭でも気になることや心配事がありましたら、遠慮なくご連絡ください。共に子ども達の学びを支えてまいりましょう。どうぞ、よろしくお願いいたします。
インターナショナル化および中学校開設記念式典
2025年11月27日にインタナショナル化および新たな方針を正式に発表するため、アンコール-キズナホール、カンボジア日本人材開発センター(CJCC)にて「Japan International CIESF Leaders Academy インターナショナル化および中学校開設記念式典」を執り行いました。
この式典では、関係省庁、教育青年スポーツ省、日本大使館をはじめ、これまで本校を支えてくださった皆様をお招きし、新たな方針と未来への展望をご説明いたしました。
本校では、インターナショナル化に合わせ、2025-2026年度に中学校(第4領域)を正式に開設し、幼稚園から中等教育まで一貫した学びを提供する体制を整えました。生徒一人ひとりの進路と将来の可能性を広げるため、学習内容の質的充実を図り、日本の教育理念を取り入れながら、新しい時代に求められる学力と人間性を育成する教育機関へと進化しています。また、本校はカンボジア教育青年スポーツ省、在カンボジア日本国大使館などとの緊密な協議と確認を経て、インターナショナルスクールとしての運営体制を整えてまいりました。こうした外交的連携の中で築かれた信頼関係は、今後の教育事業の発展においても大変重要な意味を持ち、両国の友好関係を象徴する取り組みとして高く評価されております。
11月27日の式典は、CLAが新たな名を掲げ、未来へと力強く歩み出す瞬間を皆様と共有する重要な機会となります。これまで本校を支えてくださった皆様に心より感謝申し上げるとともに、新名称 「Japan International CIESF Leaders Academy」が、カンボジアと日本をつなぐ教育の架け橋として、より豊かで持続的な社会の実現に寄与していくことをここにお知らせいたします。
これからも、子ども達に質の高い教育を提供できるよう、教職員一丸となって努力してまいります。保護者の皆様、変化の中でも本校の教育にご理解ご協力、そして今後、共に進んでくださることに感謝しております。今後とも、よろしくお願いいたします。
第1領域の様子
第10期新学年が始まってから1ヶ月以上が経ちました。子供たちはみんな、新しいクラスでの活動や新しい担任の先生に慣れてきたところです。新しく入園した3歳児クラスの子供たちも泣かず幼稚園での活動ができてきています。季節ごと、クラスごとに様々な活動に楽しく参加しています。
第10期新学年では、登園時に各自で制服で登園し体操服に着替えることになりました。子供たちにとっては着替え方や服装について学ぶ良い機会となっています。
引き続きご支援、ご協力いただいております保護者の皆様に心より感謝申し上げます。私たち教職員一同は、子供たちを楽しく効果的に教育できるよう、全力を尽くしてまいります。保護者の皆様には、今後とも学校へのご協力をお願い申し上げます。ありがとうございます!
第2領域の様子
第2領域では、1・2・3年生全体で取り組む月間目標「サバーイチャレンジ」を決め、学校生活をより良くするための活動を行っています。11月の「サバーイチャレンジ」は、『廊下を歩く』でした。少しずつですが、廊下を歩くことを意識する子どもたちが増えてきました。今後も、子どもたちも先生も『サバーイ』に過ごせるよう、みんなで協力していきます。
1年生は入学から1か月が経ち、学校生活にもすっかり慣れました。クメール語の母音・子音や、ひらがなを書く練習にも一生懸命取り組んでいます。
2・3年生では、理科や社会の授業で『歯の大切さ』について学習しました。昨年度の歯科検診で虫歯がある子どもが多く見受けられたため、この機会に丁寧な歯磨きができるようになってほしいと願っています。
体の時間では、どの学年もリレーを行いました。自分のチームが勝てるように、全力で走り、大きな声で応援し、大盛り上がりでした。運動会でも、2領域全体でリレーを行う予定です。本番が今から楽しみです。12月から少しずつ運動会の練習が始まります。体の時間が多くなりますので、子どもたちも疲れるかと思います。ご家庭でも、子どもたちのサポートを引き続きよろしくお願いいたします。
第3領域の様子
11月26日に4年生と5年生が、プノンペン日本人学校(JSPP)の子どもたちとオンライン交流授業を行いました。
4年生とJSPPの3年生は、それぞれの「おし」(自分がとても好きなものでみんなにも知ってもらいたいもの)」を紹介しあいました。JICLAの子どもたちは①ココナッツジュース&ノムオンソーム②アプサラ&アンコールワット③パパイヤサラダ&カンボジアワッフルをクイズを交えて紹介しました。JSPPの子どもたちは「どこで買えるのか?」など4年生の発表に興味をもって発表を聞いてくれていました。JSPPの子どもたちの「おし」に対しては、日本のお菓子に興味を示し、イオン1でも売っていることを知ると同時にJSPPの子どもたちが数字の1をクメール語で言ったことに対してとても驚き喜んでいました。
5年生はJSPPの4年生からお箸の使い方を教えてもらい、その後、豆つかみ競争をしました。JICLAの子どもたちは普段、箸を使う機会は少ないにもかかわらず、上手にできていました。また、2校の時間割を紹介し合って共通する科目がたくさんあることを知って、少し驚いていました。
JICLAでは毎日、日本語学習をしていますが、年齢が近い日本の子どもたちと日本語で交流する機会をもつことは、子どもたちにとってとても意義のあることだと思います。日本語でコミュニケーションをとる楽しさや難しさを感じたり、日本へのさらなる興味をもったりした子もいたのではないでしょうか。年度内にあと1回、JSPPとの交流授業を予定しています。次回はさらに充実した交流となるよう、日本語をはじめとする教科や生活習慣などの指導を行ってまいります。引き続き、ご家庭での声掛けやサポートなどご協力いただきますようよろしくお願いいたします。
第4領域の様子
生徒たちは11月の1か月間、元気に楽しく学習に取り組んでいました。特に、グループ課題や話し合い活動、そして理科の探究学習をとても楽しんでいました。グループ活動では積極的に参加し、意欲的な姿勢が見られました。また、多くの生徒がクラスの前で自信をもって発表する勇気を示していました。
職員の紹介
・ポン ピセッタ先生
初めまして!
ポン・ピセッタと申します。カンボジア国内では王立プノンペン大学、日本では東京外国語大学で日本語教育と言語データ分析を専門として学びました。
私の経験と専門性を活かし、より良い未来の教育に貢献していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。