学習の特徴
CLAの学習の特徴
【主体的な活動】
主体的に学び続けることは、予測不可能なこれからの時代に不可欠です。こうした姿勢・行動を養うため「探究的な学習」を取り入れています。探究学習ではテストではかれるような「正解」はありません。子どもたちが、「なぜ?」「もっと知りたい」という自らの興味・好奇心からから問いをたて、仲間と協働して情報収集し、まとめ、発信していけるように授業をデザインしています。CLAでは子どもが学習の主体です。先生は従来のような知識の伝達者ではなく、より良い学習を促進するためのファシリテーターであれるよう努力をしています。
【日本水準の理科教育xAI】
算数で要求される論理的な思考や、持った疑問を実験で検証していくといった理科における力は、学びの重要な土台となります。CLAでは世界的に見て水準の高い日本の理数教育を取り入れています。
カンボジアではまだめずらしい理科室もクラウドファンディングや支援者の皆様のおかげで完成しました。夢中になって顕微鏡をのぞいて観察し記録をとる子どもたちの姿は、本来の学習の姿そのものです。
また「すらら」というAI教材を使うことで、個別最適化学習を可能にしています。従来の一斉授業や人による授業では難しい「一人ひとりの子どもの理解にあった学習内容の提供」が実現しました。子どものやる気を刺激するゲーミフィケーション要素もあり、自ら授業外で学習に取り組む子どもの姿も見受けられます。
【言語教育】
日本語を道具として使うコミュニティーへの参加ができることで「価値的予感」(将来の日本語に対する必要性)を持つことができます。将来日本に留学できるレベルの日本語力を目指し、発達段階に応じた学習を提供しています。第3領域(小学校高学年)からは、体系的な文法授業も始まりました。
クメール語リテラシーの充実にも取り組んでいます。第一言語にて、しっかり思考力をつけることはすべての土台になるからです。また、カンボジア人としてのアイデンティティーを育み、自国文化の理解・尊重のための素地を養うこともクメール語教育の大きな目的です。
活動の様子をブログで紹介しています。ブログはこちら》